このアルバムは74年12月に発売され、拓郎にとってCBSソニーでは最後のアルバムとなります。
当時私も発売と同時に買いましたが、白黒の大きな拓郎の横顔のポスターが付いていたのを覚えています。このアルバムは初期の拓郎のファンからは評価が低かったと聞いていますが、 その一方で70年代の国内最高のアルバムと評価する人ももいるようです。 私も「元気です」「ライブ’73」と並んで初期の拓郎のベスト3に挙げるアルバムです。 このアルバムは収録されている「ペニーレインでバーボン」の歌詞の問題で発売が中止されて久しいですが、 是非、再発売して欲しいと思っているのは私だけではないはずです。 そして’06年のつま恋のコンサート、「ペニーレインでバーボン」 を歌詞を変えてコンサート最初の1曲目に演奏されたのも非常に感慨深いものがありました。 さて、このアルバムの収録曲ですが、「ペニーレインでバーボン」、「人生を語らず」「知識」「暮らし」 など、初期の拓郎のアルバムでは一番メッセージ色の強いアルバムになっていると思います。 またその一方、「襟裳岬」「世捨て人唄」「おはよう」「戻ってきた恋人」など、 他のミュージシャンに提供した曲も収録されており、セルフカバーアルバムの一面もあり、非常に興味深いものでした。 特に当時、既に森進一の歌唱で大ヒットしていた「襟裳岬」が収録されているということで発売前から話題になったアルバムです。 ちなみにこのアルバムには「地下鉄にのって」も収録予定でしたが、 猫の音源を越えられないという理由でお蔵入りしたと聞いています。 今聞いても懐かしさだけではなく、本当に良いアルバムと言える1枚です。 |
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