みなさんご存じの通りかまやつひろしは63年から70年までスパイダースに在籍していましたが、
当時からそのポップス・センスは光るものがありました。またかまやつひろし自身、スパイダース時代も含め多くの名曲を世に送り出しており、 日本のポップス界でも屈指のメロディーメーカーだと思います。 スパイダース解散後にはフォーク寄りへの路線変更を行い、 色々なフォークコンサートにも出演しており、 その頃から多くのフォーク系ミュージシャンとの交流があった様です。 さてこの「我が良き友よ」ですが、吉田拓郎の作詞・作曲であることはあまりに有名ですが、 いわゆる拓郎節とも言える寮歌風の骨太のメロディーラインはとても馴染みやすく、 今聞いても決してその古さを感じさせないところは、 さすが天下のメロディーメーカー吉田拓郎です。 そういった意味でこの曲はヒットすべくしてヒットした名曲とも言えるのではないでしょうか。 それから忘れてはいけないのが、この拓郎節を支える瀬尾一三の絶妙なアレンジですが、 ディストーションの効いたツインリードと重いリズム、曲の中盤から聞かれるバンジョーなど、 当時の拓郎の楽曲のアレンジにも通じるものがあります。 近年、拓郎も自身のアルバムでこの曲をセルフカバーしていますが、 アレンジの基本的な部分は変わっていないと思います。 この「我が良き友よ」はオリコンでもシングルチャート1位を記録しましたが、 この楽曲を含むアルバム「ああ我が良き友よ」もアルバムチャート4位を記録しました。 |